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2008.04/08(Tue)

狂気戦争後… 

まさか、実家に帰るコトになるとは思ってなかったぜ…
アニキに見つかった時に逃げてりゃな~
まっ仕方ねえか!!


文が変だが気にしないぜーってヤツは読んでくれ!!

【More・・・】

3月30日 栃木県某所 PM9:10

ドッドッドッドッドッ
背後からバイクの排気音が聞こえる
戦争の後で気が緩んでた、多分そんな感じだろーケド…
こんな近づくまで気付かねえなんざ戦闘者失格だな~
俺ァヤな予感がしつつも後ろを振り返った
「よお、放蕩跡取り。」
ヤな予感が的中しちまった
年の頃は20で黒い髪のがっしりした体躯の青年がバイクに跨っていた
そこに居たのは案の定、俺のアニキ…熱田龍人だった
「アニキ…なんでいんだよ?」
「何でもも糞もねえ…お前が何時までたっても帰ってこねえから俺が迎えに行けってよ」
余計な世話だっつの。まっ10歳の頃に家を出て一回も帰らなかったかんな~
「つかなんでコッチに居るのがわかったんだよ?」
大体の予想は付くが一応聞いておかねえとな~
どーせ銀誓にいる分家筋のヤツがチクったんだろーケドよ…
「香取んトコの坊主がコッチに来るって教えてくれてな…お前も来るだろうってコトで
帰る頃を見計らって連れて来いってな。だから黙って後ろに乗れ。」
ヤな予感さらに的中。あーこりゃ帰るしかねえんかな~
ジジィと会うのだけはゴメンなんだが。
「行くぞ?早く乗れ…まったく男と2ケツなんざやりたかねえってのに」
アニキはヘルメットを俺に投げ渡した、俺ァ観念してバイクの後ろに乗る
しゃーねえだろ?いつかはやんねーといけねえコトだし
それがちっとばかし早くなっただけだ…俺ァそう思うことにした

もみじヶ丘と同じ県内だがよ、
俺の実家っつーのはそこから車で1時間半くらいのトコで、
田舎って言うにゃイロイロあるけど、
都会っつーにはかなりイロイロ足んねえ…そんなトコ。
俺ァそこで10歳まで過ごした。
その後ァ~まあ各地を転々と…ほとんど山ん中だったけどなー
それはコッチに置いといて
俺の家はふつーの家からすりゃ結構デカイ部類にはいる。
熱田、香取、氷川、須賀、八坂、津島、八重垣…分家も結構あるみてーだしな~
んで、その一族の中でで今んトコ一番偉いのがジジィ…俺の祖父だ。
一族には位っつーモンがあって強さや能力で決まる
剣術士、剣舞士、剣豪、剣将、
剣王、剣皇、剣聖、剣帝、そして…剣神。
ジジィが一族で与えられた称号は『剣帝』最高位の『剣神』に次ぐ位だ
剣神たる力を持てなかった実力者のみ名乗りを許される…
ぐだぐだ言ったが、まっこのジジィは鬼強いってコト、
今年で73にもなるってーのに見た目50代っつー妖怪みてえなヤツだ
つーかまだ生きてんのかね?俺、会いたくねえんだケド…
死んだっつー話は聞いてねえしな~あーやだやだ。

熱田家付近 PM10:05

「この辺大分変わったろ?」
実家の近くまで来るとアニキはそう聞いてきた
「そだな…そりゃ4年も帰ってなかったしな~」
そんな他愛無い話をしてるうちに実家に着いた
俺ァ門の前でバイクの後ろから降りると…苦笑した。
他は変わってるってーのに、この家だけはまったく変わらず
4年前のあの時のまま変わらずソコにあった。
門の中に入ると玄関までは少し距離があるっつっても15メートルぐらいだぜ?
アニキがバイクを置き先導する。
玄関以外に明かりの点いているトコはほとんどねえ
誰も居ないっつーワケじゃねえケド…
この家は10時過ぎるとみんな寝てるか部屋でなんかしてんだよな~
「龍人、戻りました。智延様を御連れいたしました」
静寂の中、アニキの声が響く…
この家は嫌だ。ココの中にいる時は現当主のジジィとオフクロ以外は
みんな俺に対して敬語に様付けだから…
オヤジとアニキも二人きりか外でなければ敬語に様付けだし。
一族の中でオヤジは婿で位無し、アニキは「剣豪」。
ジジィとオフクロは「剣帝」
…正確に言やあオフクロは『剣神』の位に居てもおかしくはねえんだが、
女だったコト、そして俺を生んだ時に力の大半を俺に持っていかれたんで
「剣帝」っつーワケ。

そして俺ァまず当主の間に連れて行かれる
「当主様失礼いたします。智延様を御連れいたしました」
「入れ」
偉そうなジジィの声が聞こえた。や、一族ん中じゃいっちゃん偉いんだけどな。
襖を開けてアニキと俺は中に入る。
奥には白い長髪のオールバックと胸の辺りまで伸ばした髯…
右眼のトコには傷があり閉じていた
その仙人みてーな容姿のジジィが鋭い眼光でコッチをみてた…あー居ずれえ。
ジジィはアニキに目配せをするとアニキは失礼しますと言って部屋から出て行った。
沈黙が場を支配する、その沈黙に絶えかねて言葉を発したのは俺だった
「んで、俺を呼んだ理由はなんだよ?」
「吠えるな負け犬」
このジジィいきなりケンカ売ってきやがった
「あんだと?この老いぼれジジィ。
俺ァ用件はなんだってきーてんだよ、耳までもーろくしたか?」
「吠えるなと言った。小僧、また四肢を砕かれたいか?」
「テメエこそ今度は左眼もくりぬいてやんぞ?」
俺が家を出るきっかけになったコトだ…
ジジィとガチバトルして、俺ァ四肢を折られジジィは右目を潰された。
つか、このジジィ9歳相手にホンキ出すって大人げねーと思わねえ?
元々このジジィとは仲は悪かった。大分しごかれたし…何回骨折られたかわかんねーし。
「ふん、貴様に合わせても無駄だな…三振りの神剣、アレはどうした」
「…テメエとなんかよりァ、よっぽど仲良くやってんぜ?」
「腐っても剣神と言う事か…扱える者もおらん、其の神剣は貴様にくれてやる」
「テメエの許可なんかいらねっつの!!俺ァ俺の意思でコイツ等を使う!!」
「明日の朝、貴様を試してやろう…十時に道場だ。用は其れだけだ、下がれ」
このジジイ勝手に決めてるし…まっいいさ。
「テメエこそ首でも洗ってまってろ」
俺ァ襖をバチンと締めて出て行った。

正直なトコ勝敗はびみょーだ…
や、4:6ぐらいで俺の負けかもしんねえな…
思い込みやハッタリだけで勝てる相手じゃねえし
実力は負けてねえかもしんねーが、俺にゃ経験が圧倒的に足りねえ。
まっぐだぐだ考えても仕方ねえ、明日んなりゃ嫌でもジジィの手は見るコトになるしな。
俺ァそのままある部屋へ向かう…オヤジの書斎だ。
俺が銀誓に入れたのも金の面で苦労してねえのも全部オヤジのおかげだ。
俺ァ実家は嫌いだが、
オヤジやオフクロ、アニキや手伝いの人は好きだ…ジジィは嫌いだケド
中でもオヤジには感謝してもしたりねえぐらいのモンを貰ってる
昔、ジジィには「ただ敵を倒していけばいい」って叩き込まれた
そこに感情はいらず、ただ敵を切り捨て修羅の道を歩めと…
剣神とは…熱田とはそういう家なのだと。
オヤジは教えてくれた。
「世界は敵じゃないよ、目の前の大きい壁だと思ってごらん。
それは普通の人ならば乗り越えるべき物だけど、智延は剣神なのだろう?
それならば、それを壊して進んで行けばいい…剣の神らしく」ってな。
だから俺はオヤジが大好きだ…
一族の中で位が無くても俺にとっちゃ最高のオヤジだ。
だからこの4年オヤジとだけは必ず連絡を取ってた…二人の内緒だケド。

コンコンコン
三度ノックをした、中から「どうぞ」と声が聞こえると俺ァ中に入る。
中にはOAチェアに座ったままこちらを振り返る
メガネをかけた白髪交じりの男がいた。
「オヤジ…ただいま」
「智延?…御帰り、元気だったかい?」
「おうっ!!………」
話は弾んだ、つっても俺が一方的に学校のコトを喋ってただけだケド…


「何時までこっちに居るんだい?」
「あー、明日ジジィと立ち合ったら帰るつもりだぜ?」
「もう少しゆっくりしていかないのかい?春花さんも寂しがっていたよ?」
「オヤジ…わりぃ。ジジィとはあんま一緒に居たくねえんだ…
オフクロとは明日の朝にでも話すよ…」
「当主様とはあんな事があったし仕方ないね。
今日は少しだったけど智延と話せて嬉しかったよ」
オヤジはホントに嬉しそうにするコッチが照れちまうぜ…
「おう…じゃ、明日も早えから…オヤスミ。」
「うん、お休み」
俺ァオヤジの部屋を出て自分の部屋に行く…4年放置してたケドちゃんとあるよな?
さすがにあった。中も手伝いの人が片付けてくれてたせいかキレイだった。


んじゃ続きは気が向いたらな?

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